上野の森へ

金毘羅さんの書院を飾る襖絵130面がやってきた芸大美術館へ出かけました。何年か前、伊藤若冲が手がけた奥書院の非公開『花丸図』が、金毘羅さんで公開されると知って是非行きたいと思いましたが都合がつかず残念な思いをしましたが、今回はやって来てくれました。もう大感激!!百花繚乱の豪華な空間でした。又丸山応挙の『水呑みの虎』は見たことも無い虎を想像して描いたのでしょうか?勇壮でもありますが、ユーモアもある虎でした。
ミュージアムショップで金毘羅狛のいわれに感激してポチの友達にと買ってきました。(明治以前、関東地方から金毘羅さんに参拝を望みながらもそれがかなわない人が飼い犬を自らの代わりに代参させたそうです。犬は金毘羅詣での道中、多くの人びとのお世話になりながら、主人の代参を立派に勤めたと言われがあります。この縁起物のお守り犬は、私にとってポチにダブります。今日この犬に遇えたのも野も不思議なご縁に思いました。)
上野の山を下りて久しぶりにアメ横も散策しました。人の多さと値段のピンきりにびっくりしたり感激したり。



美術館前のサクラが綺麗に紅葉していました