夏日

いきなり昨日今日と夏日になりついていくのが大変!神奈川県立博物館で特別展『ハマヤキ故郷へ帰る』が開かれております。よこはま真葛焼は断片的には聞いておりましたがこんなに統計だって展示され、歴史が良く分かりました。京都真葛原の陶工の家に生まれた初代宮川香山が、明治の初めに横浜に移り住んで南区に窯を築いて始めたのが真葛焼の始まりです。香山は動物や植物のリアルな彫刻を陶器に張り付ける作風を打ち立てました。蛙や猫の彫刻はまるで活きているようです。ポスターにもなっている高浮彫牡丹二眠猫覚醒蓋付水指は代表的な作品です。
横浜絵付の代表的な店が井村彦次郎商店です。横浜スタジアムのすぐ脇に焼き物工場があったなんて!この展覧会の正式名称は 横浜・東京ー明治の輸出陶磁器 だそうです。6月22日まで開催されています。