東京散歩

一ヶ月に一回の東京散歩。今回は旧古河庭園六義園清澄庭園へ。
旧古河庭園
日本の建築会の発展に多大な貢献をした英国人ジョサイア・コンドルの設計になるものです。小高い丘に威風堂々とした洋館、斜面に洋風庭園、そして低地には日本庭園を配置し、西洋と日本が調和した名園です。お庭のバラはまだ早かったですが、緑の芝生に彼岸花の赤がアクセントになっていました。日本庭園は心字池に手入れの行き届いた松の緑が映えていました。

六義園
川越藩主・柳沢吉保が元禄15(1702)年に築園 回遊式築山泉水の大名庭園。築山の富士見山からは素晴らしい園内の展望が開けていました。蓬莱島は洞窟石組で松が生え何とも幽玄な島です。春は枝垂桜ですが、やはり園内の緑に彼岸花が映えていました。又こぼれるように萩の花が咲いていました。

清澄庭園 
一説には江戸の豪商、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と言われています。回遊式林泉庭園。岩崎家が自社の汽船で全国の名石を各地から集め園内に配置しています。磯渡り 満々と水をたたえた池の端に大きな飛び石を配し磯を渡るように歩くことが出来ました。ここにも彼岸花が見事に咲いていました。